インスタなどのSNSで多くの芸能人が紹介して大人気のグリーンスムージーやフルーツ青汁。コンビニやスーパーでも高級感のあるスムージーを簡単に購入することができます。
本格的なスムージーは家庭でも作ることができますが、ミキサーを毎日洗うのが面倒であれば、こうした市販のスムージーを使うこともできます。
ところで、『グリーンスムージーとは何ですか?』と聞かれた時にあなたは答えることができるでしょうか?
野菜や果物がたっぷりなのはわかるけど・・・
- 野菜・フルーツジュースとの違いは?・・・
- 効果の違いは?・・・
- 何で野菜ジュースより値段が高いの?・・・
といった疑問を感じる人も多いのではないでしょうか?
ここではグリーンスムージーとは何かという定義とフルーツジュースとの違いについて詳しくお伝えします(^^♪
グリーンスムージーの定義について
まず、グリーンスムージーの定義ですが、
葉野菜とフルーツと水をミキサーで混ぜ合わせた飲み物
となります。
グリーンスムージーを最初に考案したのは、アメリカに住むロシア生まれの主婦『ヴィクトリア・ブーテンコ』さんです。家族と自分の健康のために考案した飲み物だったのです。
葉野菜というのは文字通り、葉っぱの部分を食用にする野菜のこと。スムージーで特に用いられるのは、
ほうれんそう、小松菜、大葉、モロヘイヤ、パセリ、セロリ、ケール
など青々とした葉野菜です。
野菜好きな人でもパセリやセロリ、ケールなどの青臭さは苦手という人も多いと思います。
こうした野菜をフルーツの甘さとミックスすることにより、飲みやすくしたのがスムージーの特徴と言えます。
定義としては、この一文のままですが、ちょっとボヤっとしていますね。
野菜ジュースもそんな感じでは?と思いますね。
ということで、次に野菜ジュースとの違いについて説明します。
グリーンスムージーと野菜ジュースの違いについて
グリーンスムージーと野菜ジュースの違い、それは製法の違いです。
そして製法が違うので食感も違ってきます。
グリーンスムージーは定義のところで説明した通り、葉野菜とフルーツと水をミキサーで混ぜ合わせた飲み物です。
ミキサーで作ります。
ミキサーは海外ではブレンダーというのが正式名称のようですが、容器の底に刃物がついていて、中に入れた材料を丸ごと細かく切り刻んで細かい個体や液体にします。そこに足りない水分を補ったのがスムージーです。
一方で野菜ジュースは、野菜や果実を原料にしてジューサーを使って作ります。ジューサーの役割は材料をすりつぶすことです。
ジューサーの底にはおろし金のようなぼこぼこがついていて、果実や野菜をすりつぶしてエキスを絞り出します。
ジューサーで作る=ジュース
なのです。
ざっくりまとめると
- スムージー⇒野菜・果物をまるごとミキサーで砕いて水を加えた飲み物
- 野菜ジュース⇒野菜・果物のエキスをジューサーですりつぶして抽出した飲み物
となります。
この製法の違いにより
- 野菜・果物を丸ごとぶち込んだスムージーは、食物繊維もたっぷりでドロドロした食感
- 野菜・果物をすりつぶして、食物繊維を取り除いた野菜ジュースはサラサラした食感
となります。
さらに、ジューサーにはゆっくりすりつぶす『スロージューサー』があって、このスロージューサーですりつぶしたジュースを『コールドプレスジュース』と呼びます。
ゆっくりすりつぶすことによって摩擦熱の発生を抑えて、最も効率よく野菜・果物の栄養成分を抽出することができるのです。
わたしも手作りで野菜ジュースを作る時は、このスロージューサーを使っています。機種によってはスロージューサーでもスムージーのような食感を出すこともできるのです。
ミキサーとジューサーの違いについては、長くなるのでこちらで詳しく解説します。
⇒ グリーンスムージーはミキサーとジューサーどっちで作る オススメ商品は?
スムージーはミキサーで作った飲み物ですが、食物繊維などの野菜・果物の成分がすべてぶち込まれた飲み物と考えてください(^^♪
グリーンスムージーの3つの効果について
野菜・フルーツの栄養成分がたっぷりのグリーンスムージーですが、飲むことを習慣化することで様々な身体の変化・効果を期待することができます。
ここでは簡単にグリーンスムージーの3つの効果について触れておきます。
デトックス効果
ミキサーを使うことにより、素材を余すことなく利用できるスムージーは食物繊維が豊富に含まれています。そして食物繊維を摂取する恩恵としてデトックス効果・すっきり効果を期待することができます。
食物繊維には水溶性と不溶性の食物繊維がありますが、スムージーにはその両方がしっかり含まれます。特に保水性が高い不溶性の食物繊維は腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を活発にします。その結果として便通が促進されるのです。
そして水溶性の食物繊維の方は、粒子が細かくビフィズス菌のエサになります。そのため善玉菌であるビフィズス菌が腸内で優勢になり、腸内環境が改善されます。このことがさらにスッキリ効果をサポートするのです。
そして腸内環境の改善は、美容・健康効果にもつながっていきます。
美容・健康効果
ここからはスムージーに限らず、栄養豊富な野菜ジュースと共通のメリットになります。
スムージー、野菜ジュースを飲むことにより豊富な量の水溶性食物繊維が摂取できます。この水溶性食物繊維が善玉菌のエサになり、腸内環境の改善、スッキリ効果をサポートすることは説明しました。
そして腸内環境が改善することは美容や健康効果につながります。
腸内改善が悪化して悪玉菌が優勢になると、腐敗ガスなど身体にとって有害な物質が発生します。その有害な物質は血液を通して体中に運ばれます。そして、本来お肌のターンオーバーなどに使われるエネルギーが、有害物質を体外に排出しようとするエネルギーに使われてしまい、肌荒れ・ニキビなどの肌の不調につながってしまうのです。
食物繊維をしっかり摂って腸内環境を整えることは、美容効果につながるのです。
そして腸内には脂質や糖質の吸収を抑える『やせ菌』と反対に吸収を促進する『デブ菌』が存在します。
腸内環境の改善により『やせ菌』が優勢になります。そのことはダイエット効果をサポートするのです。
参考:食物繊維と腸内フローラ(腸内環境)の関係 改善する3つのメリット
さらにスムージーには野菜や果物のビタミンがたっぷり含まれています。ビタミンの抗酸化作用によってアンチエイジング効果が期待できます。
参考:美肌・ニキビケア効果のためのグリーンスムージーの簡単レシピ3選
ダイエット効果
スムージー・野菜ジュースには豊富な酵素も含まれています。
本来人間の身体に備わっている酵素の働きには『消化』と『代謝』の2つがあります。そして加齢と共に、酵素を作り出す働きは衰えていきます。そうなると『消化』に使われる酵素の働きが優先されて、間接的に『代謝』に使われる酵素の数が減ってしまいます。
そのことが加齢による体脂肪率の増加、肥満の原因になってしまうのです。
若い頃よりも食べる量は減らしているのに何で太りやすくなったの?
というのは、そうした原因があります。
そこで重要になってくることは、野菜・果物などの生きた酵素を身体に取り入れて、その酵素を原料に積極的に新しい酵素を作ることです。乳酸菌などを摂取して、体内で乳酸菌に酵素を作り出させることも酵素の増加につながります。
『美容・健康を意識しながら、きれいに痩せたい』という女性にとって、特に酵素はうれしい成分と言えます(^^
酵素はスムージー、野菜ジュースどちらからでも摂取できます。
ただ、酵素は熱で死滅してしまう特性があります。刃物の高速回転で熱が発生するミキサーを使うと、一定割合の酵素やビタミンは死滅してしまいます。ミキサーを使って作るスムージーはそこがデメリットと言えます。
なので私は手作りでジュースを作る場合はミキサーではなくスロージューサーを使っています。
スロージューサーは素材を切り刻むのではなくて、すりつぶすことによってエキスを取り出します。スロージューサーは特に低速回転ですりつぶすことによって、酵素やビタミンの死滅をかなり抑えることができます。
それにわたしが使っているヒューロムのスロージューサーは、(エキスを抽出する)目が粗いフィルターが付属しています。それを使うと、ジュースというよりも大きな果肉が含まれるスムージーのような食感が楽しめます。
定義上、スムージーはミキサーから作るものですが、わたしのおすすめはスロージューサーを使って作る(スムージーのような)野菜ジュースになります(^^♪
⇒ グリーンスムージーはミキサーとジューサーどっちで作る オススメ商品は?
⇒ グリーンスムージーは朝は牛乳や豆乳で割らないほうがいい理由
⇒ あの人の旦那も使っていた!すっきりフルーツ青汁を使う芸能人は?
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